【2020年最新版】フィリピン留学の相場をまとめてみた

フィリピン留学の授業料+寮費の相場は?

気になる料金の相場を、「ESLコース」「TOEIC、BUSINESS英語コース」「8コママンツーマンコース」で、それぞれまとめてみました。

フィリピン留学の費用にかかわる基礎知識も、知っておいて損はありませんよ!

フィリピン留学の費用の基礎知識

フィリピン留学の相場をご紹介する前に、まずは基本的なフィリピン留学の費用について、ご紹介します。
最低限知っておきたい基礎知識を抑えておきましょう!

フィリピン留学に必要な5つの費用

フィリピン留学の費用とは?
入学金
授業料+寮費
③現地で支払う費用(SSP、VISA、光熱費、教材費など)
④フライト代、留学保険代
⑤お小遣い(外食、レジャー、日用品など)

 

留学費用=授業料+寮費ですが、それだけではありません。

留学にかかる主なお金は、上記のとおり①~⑤に分けられます。学費だけで計算するのではなく、現地でのお小遣いまで含めていくらかかるかを考えて余裕を持ったプランを立てましょう。

この記事では①(入学金)と②授業料+寮費を中心に相場を見ていきます。

1~3週間は割高になる

フィリピンに1~2週間だけ留学する方も沢山いらっしゃいますが、4週間未満の場合は料金が割高になります。

1週間の留学費用=4週間の料金÷4ではないのです!

授業料・寮費は4週間が基準になっていて、8週間はおよそ2倍、12週間なら3倍でだいたい計算できます。

1人部屋は「贅沢品」のようなもの

3つ目のポイントは、1人部屋はいわば「贅沢品」のような扱いで、料金が高く設定されているということです。

特に30代以上の方は1人部屋が絶対条件という方が多いですが、1人部屋を選択するとその分寮費が跳ね上がります。

「料金が手ごろ」と評判の語学学校ですら、1人部屋の料金は他の学校とほぼ同じです。

費用を抑えて留学したい方は、2人部屋以上を選ぶと良いでしょう。

「寮費」に含まれるものは学校によって違う!

寮費と聞くと寮の滞在費のみと思われるかもしれませんが、フィリピン留学の語学学校の多くでは「寮の滞在費」のほかに、食費やお掃除、洗濯サービスなどが含まれています。

ただし、学校によっては食事代が別だったり、1日3食ではなかったりしますので、個別に確認が必要です。

送金手数料の相場は?

細かいことですが、学費と一緒に送金手数料も請求されます。

送金手数料とは?
・留学費用を語学学校に送金(振込み)するための手数料
・相場は500円~3,000円程度
※学校の口座が海外にある場合は2,500円程度のことが多い

 

留学エージェントが発行する見積書に「送金手数料」という項目があるのは、お客様からいただいた留学費用を学校の口座に送金するための送金手数料のことです。

学校の振込指定口座が日本国内にある場合は、500円程度と安い場合もあります。

一方で韓国人経営校の場合は海外の口座に送金する場合が多いため、送金手数料は2,500円程度になります。

入学金の相場について

はじめに入学金について見ていきましょう。

フィリピン留学の場合、ほとんどの学校で「入学金」がかかります。

入学金とは?

初めてフィリピン語学学校に申し込む際には、学費+寮費のほかに「入学金」を支払う必要があります。

入学金は学校ごとに必要ですので、例えばA校を卒業後にB校にも留学したい場合は、A校とB校でそれぞれ入学金が発生します。

また、ある学校に留学した人が帰国後にもう一度同じ学校に留学する場合、リピート留学の際は入学金がかからないことがほとんどです。

ただし学校によっては、前回卒業してから1年以上経過した場合は、リピート留学の際に入学金を請求されることもあります。

フィリピン留学の入学金の相場は?

入学金の相場
・日本円で15,000円程度
・USドル表示の学校は$100~$150
フィリピン留学の語学学校の場合、入学金の相場はおよそ15,000円です。
ほとんどの語学学校では料金表がドル建て(アメリカドル)で、入学金は$150が多数派です。
料金表が日本円の学校だと、入学金は10,000円~15,000円が主流です。

入学金は原則として返金されない

入学金は、原則として返金されません。

留学をキャンセルした場合の規定は学校により異なりますが、ほぼすべての学校で「入学金はいかなる場合も返金しません」と書いてありますので、ご注意ください。

ESLコースの授業料の相場

それでは、さっそくコースごとの相場を見ていきましょう。

まずは、ESL(一般英語)コースの相場をご紹介します。

ESLとは一般的な英語のことで、もっとも多くの方に選ばれているコースです。

「読む」「書く」「聴く」「話す」の英語の4技能や発音、文法なども含まれています。スピーキング中心に組まれたコースもESLに分類できます。

なお、下記の表は人気の高い11校を選び、その平均値を出したものです。

◆ESLコースの相場

※USドル表示の学校は、1ドル=108円にて計算

1週間 2週間 4週間 8週間 12週間
1人部屋 78,380円 123,050円 198,600円 395,050円 592,300円
2人部屋 63,730円 101,950円 164,840円 327,520円 491,040円
3人部屋 59,400円 94,520円 152,950円 303,720円 455,340円
4人部屋 55,760円 76,060円 130,730円 259,300円 388,700円
6人部屋 52,905円 77,310円 127,970円 251,610円 376,920円

 

TOEIC・BUSINESSコースの相場

続いて、ニーズの多いTOEICコースの相場を見てみましょう。

TOEICテストの試験対策授業が受けられることで人気の、TOEICコースです。

一般英語の授業と組み合わせた初心者向けの「Pre TOEICコース」から、8~12週間かけて徹底的に勉強して目標スコアを目指す点数保証コースまでありますが、ここではPreでも点数保証でもない一般的なTOEICコースを対象に相場を計算しています。

なお、TOEFL、IELTSの試験対策コースやBUSINESSクラスの料金もTOEICと同等であるのが一般的です。

 

◆TOEICコース、BUSINESS英語コースの相場

※USドル表示の学校は1ドル=108円にて計算

1週間 2週間 4週間 8週間 12週間
1人部屋 88,470円 133,020円 214,720円 424,240円 639,950円
2人部屋 75,110円 115,700円 185,530円 368,460円 552,380円
3人部屋 71,070円 107,900円 176,930円 351,270円 526,600円
4人部屋 70,490円 103,860円 148,390円 294,180円 440,970円
6人部屋 56,530円 85,080円 140,820円 278,400円 417,230円

 

8コママンツーマンコースの相場

3つ目は、「8コママンツーマンコース」の相場です。

日本人の生徒様からマンツーマン授業を沢山受けたい!という声が多くなり、すべての授業がマンツーマンのコースも増えました。

1日に受けられる授業数は学校によって異なりますが、多い学校9コマ、10コマのこともあります。

ここでは1日8コママンツーマンコースを提供している学校をピックアップして、その平均値をご紹介します。

日本人経営の学校においては、オールマンツーマンコースでは受講したい科目(Speaking、Listening、Reading、発音など)を自由に選んで組み合わせる学校が多いです。

いっぽうで韓国人経営の学校の場合は、TOEICなどの試験対策科目は専門のコースに入らないと受講できない学校も多いです。

 

◆8コママンツーマンコースの相場

※USドル表示の学校は1ドル=108円にて計算

1週間 2週間 4週間 8週間 12週間
1人部屋 92,950円 152,400円 242,730円 483,000円 722,460円
2人部屋 78,730円 130,160円 207,180円 411,910円 615,810円
3人部屋 78,070円 124,880円 196,620円 390,370円 585,370円
4人部屋 77,740円 124,076円 189,745円 376,620円 564,740円
6人部屋 71,280円 109,750円 170,900円 340,550円 511,420円

 

予算と「譲れない条件」をもとに学校を絞ろう!

フィリピン留学の語学学校の学費+寮費の相場を、コース別にご紹介しましたが、いかがでしたか?

多くの方が「なるべく費用を抑えて留学したい」と考えます。予算を安く抑える方法として、

・寮は3人部屋以上を検討する

・留学期間を短くする

・マンツーマン授業がそれほど多くないコースにする

・為替が円高になった日を狙って申し込む(※ドル建ての学校の場合)

などの方法がありますが、ご自分にとっての譲れない条件は何か?をよく考えた選択が非常に大事です。

 

安さだけでなく、総合的な目で学校やコース、お部屋の種類を決めてベストな選択をしてくださいね!

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