日本の学校教育においても、英語教育の低年齢化が進んでいます。
教育改革によって、2020年からは公立の小学校でも3年生から「外国語活動」が導入されるようになりました。
小学生から英会話を勉強したほうが良い理由を、5つご紹介いたします。
理由① 英語でコミュニケーションできる楽しさを知るため
1つ目の理由は、英語でコミュニケーションできる楽しさを知るためです。
日本の英語教育では、長きにわたり「文法」「単語」「読解」に重点が置かれていました。
これらが重要な要素であることは確かですが、英語がまるで暗記科目のようになってしまい、結果として多くの英語嫌いの日本人を生んでいます。
英語を学ぶ本来の目的は、英語を使って自分の意見を表現し、母国語の異なる人々とコミュニケーションをとれるようになることのはず。
小学生の頃から英会話を学ぶことで、英語=コミュニケーションのためのツールという大事な原則を知ることができます。
理由② 間違いを恐れないので、上達が早い
2つ目の理由は、子供は間違いを恐れないので上達が早いからです。
英語の上達をさまたげる大きな要因の1つが、間違いを恐れることです。
たとえば中学や高校の英語の授業で、あるいは英会話スクールで「人前で間違うのが嫌だから、あまり発言したくない」と思うことがあるでしょう。
日本人にとって英語は外国語ですから、文法を間違えたり、スペルが似ている単語を混同して使って恥ずかしい思いをしたり…ありとあらゆるミスが起こりえます。
たくさん英語を話して間違えを指摘してもらい、次からは間違えないようにする。この繰り返しによって、徐々に正しい文法や言葉遣いで話せるようになっていきます。
間違うことを恐れない小学生のうちに会話を学べば、より多くの気づきと成長が得られるのです。
理由③ 英語を聞こえたままに発音できる
3つ目の理由は、小学生は英語を聞こえたままに発音できるからです。
子供の頃から英語学習を始めていた人に共通する特徴の1つが、英語らしい発音ができることです。
これは、子供がまだ日本語の習得途中にあることと関係しています。
小学生までは大人に比べて日本語の音や単語の蓄積が少ないため、聞こえた音をそのまま真似して発音しようとします。
一方で大人は日本語の蓄積が十分にあるため、英語を聞いても無意識に日本語の音に置き換えて発音してしまいます。
カタカナ英語の発音に馴染んでいることも、正しく英語を発音するうえではネックになります。
小学生のうちに英会話を学んで英語の発音に慣れておくことは、非常にメリットが大きいと言えます。
理由④ 学校の授業で足りない点を補うため
4つ目の理由は、学校の授業で足りない点を補うためです。
冒頭でも述べましたように、2020年からは公立の小学校でも3年生・4年生でも「外国語活動」の位置づけで英語の授業が始まりました。
過去の反省から、小学校での英語教育課程ではスピーキングの要素を重視して楽しく学ぶ方針になっています。
ここで問題になってくるのが、先生の英語教授スキルです。
小学校3~4年生の英語の授業は担任の先生が教えるのが基本とされていますが、急に英語を教えろと言われても自信がない先生の方が多いのです。英語をほとんど話せない先生が、正しい発音で分かりやすい英語の授業ができるとは言えないでしょう。
初めて英語を学ぶ小学生にとって、レッスンが楽しくて分かりやすいものであることは、非常に重要です。
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理由⑤ 中高生よりも時間に余裕がある
5つ目の理由は、中高生よりも時間に余裕があるからです。
もちろん、塾や習い事に忙しい小学生もいらっしゃいますが、やはり中高生の忙しさとは異なります。
中学生以上になると、部活動や中間・期末テスト、受験勉強などで自由な時間は格段に少なくなります。
スケジュールに余裕がある小学生のうちがチャンスです。
お子様の負担にならない程度に英会話を学んで、英語という新しい世界をのぞいてみましょう。